はじまり

2016年から2017年にかけて、埼玉県で猫の虐待事件が起きました。

少なくとも14匹の猫が凄惨な方法で殺され、その様子を撮影した動画はインターネット上の様々

な場所に拡散されました。

悪意をもって拡散された虐待動画は見た者の心に深い傷を残します。

当時、事件の動画を閲覧し精神的障害を被った被害者により、2020年2月、さいたま地裁に於

いて損害賠償を求める為の集団訴訟が提訴され現在も続いています。

加虐嗜好、承認欲求、金銭的利益の為に犠牲にされる動物が後を絶たず、その動画がさらなる

動物虐待を助長するなかで法律は追いついていないのが現状です。


2020年9月、私たちは動物虐待動画を規制すべく働きかけをすることにしました。

国会議員、有識者が集まりヒアリングは行われていますが、その歩みはとても遅いものです。